バイクに乗る時に絶対必要なのがヘルメットです。
ヘルメット着用は法律で定められているバイク乗りの義務ですよね。ヘルメットを被らずにバイクに乗るなんて事は絶対にやめておきましょうね!
でも、どのヘルメットを買えばいいのか分からないって事ありませんか?
原付きだったらどんなのが良いか?400ccなら?リッターバイクなら?ハーレーなら?。
こういう悩みって絶対にあるんですよね。しかも迷っているときが凄く楽しい!
でもヘルメット選びって、結構慎重にしなければなりません。だって頭部を守ってくれる一番大事なアイテムです。ヘルメット選びは、バイク本体の次に重要な事です。
このページではバイクのヘルメットの選び方やおすすめの製品やメーカーなどを、分かりやすく詳しく解説していこうと思いますので、是非ご覧くださいねー。
Contents
バイクのヘルメットの選び方やおすすめについて
まずバイクのヘルメットで一番のおすすめはフルフェイスヘルメットです。これは間違いなくそうです。金銭的に余裕があれば、全ての方にフルフェイスを選んでほしいです。
安全性がずば抜けて高く、頭全体を保護してくれます。
そのことを前置きしておいた上で、ヘルメットについて選び方などを書いていきますね!
フルフェイスヘルメット
先程も少し触れましたが、とにかく一番安全なヘルメットがフルフェイスヘルメットです。
これはバイクのレースなどを見ても、ライダーがフルフェイスヘルメットを被っていることから証明されていますよね。
原付免許でスクーターに乗る学生の方から、125ccのスクーター、400ccまでの普通自動二輪、そして大型自動二輪に乗る方まで全てのライダーにおすすめしたいのがフルフェイスヘルメットです。
フルフェイスヘルメットのメリットとしては、やはり安全性です。
頭全体を顔も含めて覆ってくれるので、万が一事故にあったり転けてしまっても頭を地面への衝突や、顔を打ったりといった事から守ってくれます。
逆にフルフェイスヘルメットのデメリットといえば、重たいことと顔がムレて暑くなったりすることですね。また、製品によっては視界があまり良くなかったりという事があります。
とは言っても良い製品を買えば、このあたりは全て解決できますし、カーボンで凄く軽いものもあります。結局は費用次第という事もあるのですが、これがフルフェイスヘルメットの特徴です。
ジェットヘルメット
ジェットヘルメットはフルフェイスほどではありませんが、安全性の高いヘルメットです。
スクーターに乗っている方がよく被っているあのタイプですね。ハーレー乗りも愛用している方が多いのがジェットヘルメットです。
ジェットヘルメットのメリットは、シールドを上に上げれば目の前の視界が広いという事です。
フルフェイスヘルメットのように顔全体が覆われていないので、風邪を感じながら運転することもできます。
安全性と快適性を両立しているので、ジェットヘルメットを好む方も多いですね!
ただし安全性という点では、どうしてもフルフェイスヘルメットには劣るので、その点は注意しておきたいですね。
オフロードヘルメット
オフロード用のバイクに乗る方が愛用しているのがオフロード用ヘルメットです。
オフロード用ヘルメットは、先端が尖っているのですがこれは木、小枝などが顔に直撃しないようにこのような形状になっています。
通常の公道走行では、それほど意味のない形状ですのでオフロードバイク以外に乗る方はあまり関係のないヘルメットとも言えます。
ハーフヘルメット(半帽)
いわゆる半帽とも言われるヘルメットが、ハーフヘルメットです。
ハーレー乗りや、スクーターに乗っている若い方が好んで被っている印象です。
でも、実は基本的にハーフヘルメットは125cc以下のバイクでしか使ってはいけないんですよね。ハーレーに乗る場合には、できればフルフェイスヘルメットやジェットヘルメットを使いたいですね。
ハーフヘルメットの一番のメリットとしては、価格が安いこと!
数千円から購入できるので、初めてバイクを買う方や予算に余裕が無い方でも購入しやすいです。
また、ヘルメット部分が小さいので被っていて気にならないので開放感もあります。
デメリットとしては、やはり危険だという事です。
頭の部分は守ってくれますが、顔はむき出しです。事故にあうと酷い怪我を追ってしまう可能性もあるので、ハーフヘルメットを買う時は注意が必要です。
基本的には、ここまでに紹介した3つのタイプのヘルメットがあります。
この中から、自分の用途や予算などと相談しながらヘルメット選びをしていく必要があります。
しかし、ヘルメット選びではもう一つ気にしておかないといけないことがあります。それはヘルメットの規格というものです。
ヘルメットの規格
ヘルメットには安全に関する規格というものがあります。
ヘルメットの規格としては
・SNELL(スネル規格)
・MFJ規格
・SG規格
・JIS規格
このような規格があります。
どの規格も非常に重要なので、ヘルメットを購入する際には確認しておきたいポイントとなります。
それぞれの規格について、ここでは紹介してみようと思います。
SNELL規格
SNELL規格とは、レーサーだったピート・スネルさんが事故で亡くなった事に端を発したものです。
安全なヘルメットの規格を作ろうという事で、SNELL規格は作られたようですね。
SNELL規格の中にも、カテゴリーがありそれぞれ二輪用や自動車用、乗馬用などというものもあります。
SNELL規格では5年ごとに安全性の規格を見直しており、常にテストを行っています。このSNELL規格に合格したヘルメットは非常に安全なヘルメットとして認知されているわけですね。
国内メーカーではARAIがSNELL規格に適合しており、その安全性の高さが証明されております。
MFJ規格
MFJ規格というのは財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会の定める、競技用ヘルメットに関しての規格です。
この規格はふつうにバイクに乗っている方には、あまり関係のない規格ですが公式レースに参加される方はMFJ規格に適合しているヘルメットを被らないとなりません。
MFJ規格にはSNELL規格やJIS規格に、適合しているヘルメットしかそもそも認定されないので、かなり厳格な規格だと言えるでしょう。
SG規格
SG規格は製品安全協会が、定める安全規格です。
SAFETY GOODの頭文字をとって名付けられたことからも分かるように、安全な製品という目安を製品安全協会から与えられています。
ただし、SG規格があるので安全性がすごく高いのかというと、そうでもないようで規格としては安全性のレベルは低い部類のものだと考えるのが良いでしょう。
JIS規格
JIS規格は日本工業規格というもので、さまざまな業種や製品に適応されています。
基本的にJIS規格は、SG規格よりも厳しいテストを通っている規格になります。
落下テストやロールオフ試験などで一定の数値を通ったヘルメットにJIS規格が与えられます。
ヘルメットの安全性とは
簡単にヘルメットの規格を紹介してきましたが、ヘルメットの安全性については一長一短があります。
SNELL規格が一番安全だといったり、SNELL規格には適合していないSHOEIのヘルメットの方が安全だといったりと議論はつきません。
一つはっきりとしている事は、フルフェイスヘルメットが一番安全だという事です。
これは間違いありません。予算があうのであれば、国産メーカー、海外メーカー問わずフルフェイスヘルメットを購入するのが良いですね!
おすすめのヘルメットメーカーとヘルメット
ここからはおすすめのヘルメットメーカーや製品を紹介していきます!
ARAIのおすすめヘルメット
国内メーカーの中でもSHOEIと双璧をなす超有名メーカー、「ARAI」
どの製品もおすすめですが、やはりフラッグシップモデルをおすすめします。
ARAIのヘルメットの最高峰が「RX-7X」です。
とにかく走りに重点をおいたデザインとなっており、スーパースポーツやリッターバイクなどに乗る方に人気のモデルです。
高速域での後頭部部分の乱気流を軽減させるデザインや、内部へのエアー流入量の調整なども可能です。
どうしてもフルフェイスヘルメットで気になる、頭の蒸れもインナーサイドダクトで冷却効果を高めているので快適にライディングできますね!
ARAIのフルフェイスヘルメットが欲しいけど、RX-7Xほど高額なものは買えないという方におすすめなのが、QUANTUM-Jです。
3万円台で購入できるフルフェイスヘルメットですが、機能性はばっちりです!
もちろんSNELL規格も取得しているので、安全性は高いですね。
コンパクトなフォルムも人気の理由で頭でっかちにならないのはARAIの特徴です。
SHOEIのおすすめヘルメット
ARAIと並んで人気の国内メーカーが「SHOEI」です。
SHOEIのフラッグシップモデル「X-Fourteen」は人気のモデルです。
独創的な形状と高速走行での安定性などは、非常に高い評価を受けています!
サーキット走行にも十分対応してくれますし、高速道路での走行ではこのヘルメットが一番使えないという声も!
ロングツーリングなどで高速道路利用が多い方には、一番おすすめのフルフェイスヘルメットですね。
SHOEIの入門用フルフェスヘルメットQWESTはコスパの良いモデルです。
2万円台から購入できる、SHOEIのフルフェイスヘルメットですね。
X-Fourteenなどは高すぎるけどSHOEIのフルフェイスが欲しいという方におすすめのモデルです。
>>SHOEIのQWEST(クエスト)を購入!レビューしてみる!
ハーレー乗りにもおすすめしたいのが、こちらのSHOEIのジェットヘルメットです。
安全性の高さと、カッコ良さ、快適性全てを兼ね備えているモデルですね!
通常のジェットヘルメットよりも品質、耐久性が高くさすが国産メーカーといったところです。
インナーのフィット感も抜群で、めちゃくちゃかぶりやすいという評価も多いです。
OGK KABUTOのおすすめヘルメット
125cc以下でスクーターに乗る方であれば、半帽タイプ(ハーフヘルメット)を選択する方も多いですよね。
その中でもおすすめなのが、こちらの製品です。
SG規格取得で安全性も確保されており、125cc以下にはぴったりのハーフヘルメットです。
シンプソンのおすすめヘルメット
管理人も愛用しているシンプソンのフルフェイスヘルメット!
>>シンプソンのヘルメットM30を購入したのでレビューしてみる!サイズ選びは慎重に!
正直、かっこ良すぎるヘルメットです。全ヘルメットの中でもカッコ良さでは、このシンプソンのM30がずば抜けているのではないでしょうか。
機能性の面では、やはりARAIやSHOEIには劣りますが所有する喜びは高いですし、フルフェイスヘルメットなので安全性も高いです。
まとめ
このページではヘルメットの選び方や、規格、おすすめの製品について書いてみました。
最終的には、自分の好みのデザインで安全性もそれなりのものを購入するのが一番満足度が高いですね!
安全性、走行快適性の面ではARAI、SHOEI、デザインでは圧倒的にシンプソンというのが最近の風潮でもあります。
バイクに乗るならなるべくならフルフェイスをかぶろうというのも、管理人としては勧めていきたいですね!少し面倒に感じたり、予算が合わなかったりという意見はありますが、安全性が一番大事です。
特にハーフヘルメットは事故に遭うと、外れて飛んでいく可能性もあるので、そこは気をつけておきたいですね。
ハーフヘルメットを被るくらいなら、まだしもジェットヘルメットにした方がいいと個人的には思います。
良いヘルメット選びができるといいですね!